カサカサする猫の乾燥肌対策はどうしてる?フケの原因と保湿について

猫ちゃんの体に白っぽい粉が付いていることがありませんか?

それは、もしかするとフケかもしれません。

フケを改善するためにも、乾燥肌対策をしてあげるようにしましょう。

今回は、猫ちゃんの乾燥肌の症状や原因、対策についてまとめてみました。

乾燥は年中いつでも起こり得るので、しっかりとケアしてあげてくださいね。

猫の乾燥肌の症状

  1. 皮膚がカサカサする
  2. フケが出る
  3. 吹き出物ができる
  4. かゆみ
  5. 掻きすぎによる出血
  6. 脱水症状
  7. 静電気

乾燥肌の代表的な症状は、以上の7つになります。

心当たりのある飼い主さんは、早めに対処してあげてください。

皮膚がカサカサする

皮膚が見るからにカサカサしているという場合、皮膚の水分が失われていると考えられます。

皮膚の水分不足は、当然のことながら乾燥肌の原因になりますよね。

愛猫の皮膚の状態は、常にチェックするようにしましょう。

フケが出る

皮膚は適度に新陳代謝を繰り返しますが、このバランスが崩れると古い角質がフケとなって目に見える形で発生します。

体の表面に、白っぽい粉のようなものが付いていると感じたら、フケである可能性大です。

フケが出ていると感じたら、皮膚の状態も見てみましょう。

恐らくカサカサしているような状態になっているため、早めのケアが必要です。

吹き出物ができる

猫も人間と同じようにニキビのような吹き出物ができることがあります。

質の悪いキャットフードを与えていると、皮脂の過剰分泌が起こることがあります。

行き場のなくなった皮脂が吹き出物の原因となることがあるんです。

キャットフード選びの際は、不必要な成分が入っていないかなどの入念な確認が必要になってきます。

かゆみ

必要以上に毛づくろいをしたり、掻きむしったりしている時はかゆみを我慢できずにその部分を触ってしまっているのかもしれません。

かゆみのある部分を触り過ぎると、炎症を起こしたり脱毛したりすることもあります。

状態はどんどん悪化してしまうので、なるべく早めにかかりつけ医に相談してください。

掻きすぎによる出血

猫ちゃんにかゆいのを我慢しろというのは無理な話です。

かゆいと感じたら、その部分を掻いてしまいます。

過剰に掻くことによって、その部分が出血してしまうこともあります。

そこにばい菌が入ったりすると、更に症状が深刻化します。

脱水症状

体の中の水分が不足すると、当然のことながら皮膚も乾燥してしまいます。

更に血液がドロドロになってしまうので、血管が詰まりやすい状態に…

乾燥肌だけではなく、他の病気の原因にもなり得ます。

元々、たくさん水を飲むという習慣がないので、どれくらいの量の水を飲むことができているのかは把握しておくようにしましょう。

静電気

空気の乾燥は静電気を引き起こします。

電気が発生した時に空気が乾燥していると、身の回りにある電気を通しづらいものに付いて静電気となります。

猫の被毛や皮膚も電気を通しづらいものに該当するため、静電気が発生してしまうんです。

乾燥しやすいのは被毛がない部位

乾燥しやすい部分というのが体にはあります。

以下にご紹介する3つの共通点としては、被毛がないということ。

被毛は乾燥を防いでくれる働きもあるということが分かります。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

おなかのあたり

おなかはデリケートな部分であるにもかかわらず、被毛がほとんどありません。

乾燥の影響をかなり受けてしまいがちな部位と言えます。

グルーミングをよくする部位でもあるため、一部分だけハゲていたり、赤みを帯びているような状態になっていないか確認しましょう。

足の付根

足の付け根は、かゆみを感じると引っ掻きやすい場所です。

放置してしまうとどんどん悪化しかねません。

被毛も薄い場所なので、バリア機能が低下しやすい部位でもあります。

かゆがって掻いていないか注意してみてください。

肉球

肉球は、自分でもグルーミングをする場所ですよね。

雑菌が繁殖しやすい場所でもあるので乾燥もしやすく、肉球はクッションの機能を果たしていることもあり、何かと負担がかかっています。

乾燥するとひび割れしたりして、更に負担がかかってしまうため、早めのケアが重要です。

猫の乾燥肌の原因と対策

猫ちゃんの乾燥肌の原因は一体何でしょうか?

対策をする前に、まずは原因を知ることが大切です。

考えられる原因と対策についてお教えします。

冷房や暖房が原因の場合

冬場の乾燥は何となく想像がつきますが、実は夏場も冷房で乾燥しがちなんです。

つまり、冷暖房を使うシーズンは注意が必要ということです。

空気が乾燥すると、当然皮膚も乾燥しますし、被毛も潤いがなくなってしまいます。

加湿機を使ったり部屋に洗濯物を干すなどして、部屋の加湿を心がけましょう!

また、直接皮膚につけるペット用化粧水もあります。こちらも試してみてください。

強すぎるシャンプーが原因の場合

シャンプーの刺激も、実はかなり負担になってしまっています。

刺激が強過ぎると、皮膚の必要な脂分や水分まで取り除かれてしまい、乾燥肌の原因になるんです。

猫ちゃんの中には、敏感肌の子もいるので、愛猫の肌質に合わせてシャンプーを選ぶようにしましょう。

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食事が原因の場合

与えているキャットフードに添加物や穀物が入っていませんか?

これらの成分は、猫ちゃんの体にとっては必要です。

新陳代謝の機能を弱めたり、腸内環境が悪化することによって乾燥肌を招くことが多々あります。

アレルギーなどが原因の場合はキャットフードを見直しましょう。

アレルギー対応キャットフードおすすめランキング!低アレルゲンの猫用の餌

病気が原因の場合

アレルギーや病気によって肌が乾燥することもあります。

乾燥肌には重大な病気が隠れていることがあるんです。

乾燥肌を軽んじることなく、少しでも異変を感じたらかかりつけ医に相談してみましょう。

猫の湿疹はアトピー性皮膚炎の可能性!皮膚病の症状・原因・対策まとめ

脱水症状が原因の場合

元々、猫ちゃんはあまり水を飲みませんよね。

冬場は特に注意が必要です。

体の中の水分が不足すると、皮膚や被毛にも必要な水分が行き渡らなくなって乾燥を招きます。

いつでもきれいな水が飲めるようにしておいてくださいね。

猫のフケは病気の可能性もあり

猫ちゃんのフケには、重大な病気が潜んでいることがあります。

考えられる病気は、次に挙げる6つです。

アトピー性皮膚炎

人間と同じようにアトピー性皮膚炎を発症することがあります。

生活環境による場合と、体質による場合との2種類があります。

強烈なかゆみを伴うため、精神的な負担もかなり大きいのもアトピー性皮膚炎の悩みどころです。

一度発症すると完治が難しいため、上手に付き合っていかなければなりません。

猫の湿疹はアトピー性皮膚炎の可能性!皮膚病の症状・原因・対策まとめ

アレルギー

ハウスダストなどの生活環境によるアレルギーや添加物の入ったキャットフードを食べるなどの食事によるアレルギーが皮膚の乾燥を招くことがあります。

アレルギーが疑われる場合は、まずその原因を特定することが大事です。

原因を突き止めることによって、対策ができるようになります。

角化症

角化症は、先天的な場合と皮膚病が原因で発症する場合の2種類があります。

後者のケースが多い傾向にあります。

皮膚の状態が分厚く堅くなるのが特徴です。

フケやかゆみも伴うため、猫ちゃん自身も辛い症状になります。

その他にも、シャンプーをしてもすぐにベタついてしまうなどの症状があります。

脂漏症

脂漏症には、体臭がきつくなって脂っぽくなる油性脂漏翔と、かさぶたやフケが現れる乾性脂漏症があります。

アレルギーが原因になることもありますが、栄養バランスの悪い食事を与えている場合も病気を引き起こします。

はっきりとした原因は解明されていないというのが現状です。

ツメダニ症

ある程度の環境が整えば、ダニは生き延びることができます。

猫の被毛や皮膚には、ダニが寄生しやすく、その代表格でもあるのがツメダニです。

症状としては、フケとかゆみ。

頭にあるかぎ爪で猫ちゃんの体に卵を産んで増殖します。

室内飼いであっても寄生のリスクがあるため、注意が必要です。

疥癬

ヒゼンダニという寄生虫が原因で起こる皮膚病を疥癬と言います。

動物から動物へと移るため、一度寄生してしまうとどんどん広がっていってしまいます。

ヒゼンダニは猫ちゃんの皮膚に穴を掘って卵を産み、どんどん増殖します。

激しいかゆみを伴うとともに、フケやかさぶた、発疹なども現れます。

猫の乾燥肌対策には保湿が大切!

猫ちゃんの乾燥肌には、様々な原因が考えられるということが分かりましたよね。

症状が現れている場合は、ただちに病院へ連れて行きましょう。

予防をするためのは、とにかく乾燥から肌を守るために保湿をすることが必要です。

毎日のケアで改善できるので、飼い主さんがしっかりサポートしてあげてくださいね

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