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潰れた顔が可愛らしいヒマラヤンには、ドールフェイスとエクストリームフェイスの2種類が存在しています。
その他のヒマラヤンの特徴や性格、寿命、気を付けたい病気などについてまとめていますので、是非参考にしてみてください。
ヒマラヤンの特徴
ヒマラヤンの原産国はアメリカですが、原産国をイギリスとする説もあります。
ヒマラヤンは、シャム猫とペルシャ猫を交配して誕生しました。
片や長毛、片やポイントであり、どちらの要素も兼ね備えている猫を作りたいということで生まれたのがヒマラヤンでした。
ヒマラヤウサギに似ていたため、この名前が名付けられたと言われています。
ヒマラヤンの目の色はブルーのみ、毛色もポインテッドに限定されています。
ヒマラヤンの大きさ
ヒマラヤンの平均体長は、60~80cmです。
平均体重は、3~6kgほど。
長毛で大きく見えるのですが、見た目ほどの体重がないことが分かりますよね。
ヒマラヤンの2種類の顔の特徴
ヒマラヤンの顔は、2種類あります。
それぞれの特徴について見ていきましょう。
ドールフェイス
日本で飼われているヒマラヤンのほとんどがドールフェイスです。
鼻筋が通っていて、一般的な親しみやすい顔立ちが特徴となっています。
エクストリームフェイス
エクストリームフェイスは、真横から見るとペチャンコな顔が特徴です。
ペルシャ猫よりも顔が引っ込んでおり、アメリカではこちらが主流となっています。
キャットショーにおいても、個性が強いエクストリームフェイスの方が高い評価を
できます。
ヒマラヤンの毛色の種類
- ブルー
- ライラック
- シール
- チョコレート
- フレーム
- クリーム
ヒマラヤンの毛色の種類を6つ解説いたします。
ブルー
ブルーとは言っても、青色ではなくグレーに近い色合いのことです。
長毛の美しさがより一層引き立つので、人気のカラーでもあります。
ライラック
ライラックは、ラベンダーと言われることもあります。
チョコレート系の色の中の中間色でもあり、これが薄くなるとライラックキャメルになります。
シール
顔や足や尻尾などの体の末端に色が付いているのが、シールです。
最もポピュラーなポイント模様でもあります。
チョコレート
チョコレートは真っ黒ではなくこげ茶色に近い毛色のことを言います。
真っ黒であるよりも少し柔らかい印象を受けるかと思います
フレーム
フレームは、レッドポイントと言われることもあります。
体はクリーム系の色で、オレンジとレッドのポイントが入るのが特徴です
クリーム
クリームの毛色は、気品あふれる高貴な印象を与えるので人気があるカラーです。
加えて長毛なので、更に高級感が感じられます。
ヒマラヤンの寿命について
ヒマラヤンの平均寿命と最長寿命について見ていきましょう。
ヒマラヤンの平均寿命
ヒマラヤンの平均寿命は、14~16歳です。
一般的な猫の平均寿命と同じくらいか少し長めですね。
ヒマラヤンの最長寿命
ご長寿のヒマラヤンの場合は、20歳近くまで生き延びることもあります。
やはり食生活をはじめとする生活習慣や定期的な健康診断による病気の早期発見がカギとなっているようです。
ヒマラヤンの性格
次はヒマラヤンの性格について見ていきましょう。
- 温和
- ものしずか
温和
見た目のイメージ通りとも言えるかもしれませんが、温和な性格をしています。
ペルシャ猫の性格を引き継いでいて、人懐っこくておっとり系です。
一方でシャム猫の明るい部分も持ち合わせており、飼い主さんのことを楽しませようとしてくれます。
ものしずか
活発に動き回ることを好まないので、常に静かに過ごしてくれます。
マンションなどでも近所迷惑になることもなく、飼いやすいでしょう。
鳴くこともほとんどなく、その鳴き声も綺麗で美しいとさえ言われています。
ヒマラヤンの子猫の値段・価格相場
ヒマラヤンをペットショップで購入する場合は、20~30万円が相場です。
専門のブリーダーから購入する方が少し安く、10~20万円ほどと考えていれば良いかと思います。
ブリーダーはその後のサポートも手厚いので、こちらでの購入をおすすめします。
ヒマラヤンが気をつけたい病気
ヒマラヤンがかかりやすい病気を5つ解説していきます。
- 多発性のう胞腎
- 肥大性心筋症
- 短頭種気道症候群
- 眼瞼内反症
- 流涙症
多発性のう胞腎
多発性のう胞腎は、遺伝病です。
ヒマラヤンだけではなく、ペルシャ系の猫の発症が多い傾向があります。
この病気はになると腎臓の中にのう胞ができ、状態が酷くなると慢性腎不全になってしまいます。
普段から脇腹の様子に気を付けてあげてください。
脇腹に膨らみがある場合は、多発性のう胞腎の疑いがあります。
肥大性心筋症
肥大性心筋症は、心筋が肥大していく病気のことです。
肥大に伴い、拡張障害を引き起こします。
初期は全く症状がないので気付きにくいのですが、失神したり呼吸が荒くなるなどの変化があることもあります。
肥大性心筋症で突然死に至ることもあるので、ちょっとした変化に注意するようにして、早期発見に繋げるようにしましょう。
短頭種気道症候群
短頭種気道症候群は、鼻ぺちゃの猫に多く見られる病気です。
エクストリームフェイスは特に顔が平たいので、この病気に気を付ける必要があります。
豚が鼻を鳴らすように呼吸が荒くなって、呼吸困難に陥ることもあるので、呼吸がきちんとスムーズにできているかは常に確認するようにしてください。
眼瞼内反症
眼瞼内反症は、眼瞼が内側に向く病気です。
ヒマラヤンのような鼻ぺちゃな顔立ちの場合は、先天的な要素が大きいと考えられています。
目ヤニが増えたり、角膜炎などになっていることもあるので、目の異変を感じたらかかりつけ医に相談してみましょう。
流涙症
常に涙を流して泣いているように見えるのが流涙症です。
やはりマズルが短いということが原因の一つとして考えられています。
涙の量が多かったり、目の周りが汚れているような場合は、流涙症の可能性が考えられます。
ヒマラヤンの特徴まとめ
ヒマラヤンの魅力や気を付けたい病気などについてご理解いただけますと幸いです。
これから購入を考えている方は、ぜひブリーダーに相談してみましょう。
穏やかでおとなしい性格で飼い主さんのことを大切にしてくれるので、良きパートナーとなってくれると思いますよ。