トイガーってどんな猫?子猫の値段・販売価格や毛色・性格・寿命について

今回は、トイガーという種類の猫についてご紹介したいと思います。

あまり聞き慣れない種類かもしれませんので、値段の相場や毛色、性格、寿命など詳しく解説していきますね。

トイガーの魅力についてお伝えすることができれば光栄です。

トイガーの子猫の値段・価格相場

トイガーは、まだまだ認知度も低く日本では浸透していません。

あまり流通していないということもあって、かなり希少な品種でもあります。

そういった背景が価格にも影響を与えており、相場は何と60万円以上なんです。

トイガーを取り扱っているペットショップやブリーダーも増えつつあるので、今後はもう少し安く手に入れることができるようになる見込みもあります。

偽物のトイガーを販売している悪質な業者も存在しているので、血統を確認すると共に、認可を受けているブリーダーから譲ってもらうようにしましょう。

トイガーはアメリカ生まれの短毛種

トイガーってどんな猫?子猫の値段・販売価格や毛色・性格・寿命について

トイガーが誕生したのは、1980年代頃とされています。

比較的新しい品種の猫であることが分かりますよね。

トイガーという名前ですが、おもちゃを意味する「トイ」と、虎を意味する「タイガー」を組み合わせて名付けられました。

元々ベンガルのブリーダーをしていたアメリカの人物が、たまたま生まれた虎にそっくりなベンガルの誕生をキッカケに、トイガーを誕生させたことが歴史の始まりとなっています。

トイガーという名前の通り、虎にそっくりな見た目で、トラ猫よりも虎のようだと表現されることもあるほどです。

トイガーの毛色の種類はブラウンタビーのみ

トイガーの毛色の種類は、基本的にはブラウンタビーのみとなっています。

ただし、ベースとなる毛色はレッドやブラウン、ゴールド、オレンジなど様々です。

時々ですが、公認ではないブルー系の色が出ることもあります。

中には、タンのトイガーもいるので、多種多様であることが分かりますよね。

トイガーの縞模様は、黒色がハッキリと濃く入っていればいるほど良いとされています。

また、マスカラと言われているパターンが入ったトイガーもいるんです。

その名の通り、目の周りが黒く縁取られたパターンで、トイガーの価値を更に高めるポイントになっています。

頭やお腹、腕の内側などにホワイトが入ると、本物の虎に近づくこともあって、より価値が上がります。

子猫のトイガーが成猫になったの大きさ

子猫の頃の可愛らしいトイガーも、成猫へと成長すると本物の虎のように立派になっていきます。

平均体重は、5〜10kgくらいです。

猫の体重としては、かなり重いですよね。

飼育環境や体質などの個体差もありますが、少し大きめな種類の猫であることが分かるかと思います。

トイガーの寿命は10~15年

トイガーってどんな猫?子猫の値段・販売価格や毛色・性格・寿命について

トイガーの寿命の目安は、10〜15年です。

一般的な猫の平均寿命と比較すると、同じくらいかそれよりも少し短めですね。

飼育環境や食生活、病気の早期発見などが寿命にも大きな影響を与えます。

日頃からコミュニケーションを大切にして、健康で長生きできるようサポートしてあげましょう。

トイガーのがかかりやすい病気

トイガーがかかりやすい代表的な病気は、外耳炎と球毛症です。

一つずつ見ていきましょう。

  • 外耳炎
  • 球毛症

外耳炎

外耳炎は症状が深刻化すると、中耳炎、内耳炎へと進行してしまいます。

そのため、早期発見と早期治療が鍵を握っているのです。

外耳炎は耳がただれていたり、かゆがったりするので、飼い主さんからも症状が見えやすい病気。

普段と違った様子を見せるようであれば、すぐにかかりつけ医に相談しましょう。

外耳炎の原因としては、アレルギーやダニ、免疫力の低下などが挙げられます。

いずれにせよ、耳の汚れをこまめに除去して清潔に保つよう心がけることで予防ができます。

球毛症

毛繕いの際に飲み込んだ毛を、排泄や嘔吐などで体の外に出すことができなくなると、球毛症の症状が現れ始めます。

お腹がパンパンになってしまい触ることを拒んだり、食欲が落ちたり、便秘になっている場合は要注意です。

体内にヘアボールが溜まって苦しくなっている恐れがあります。

日頃のブラッシング不足やストレスによる過剰なグルーミングが起因しているので、毛球症を避けるためにも対策を講じるようにしましょう。

トイガーの性格

まるで虎のような見た目のトイガーですが、どんな性格なのか気になりますよね。

3つのポイントに絞って解説していきます。

  • 活発
  • 飼い主に従順
  • 甘えん坊ではない

活発

見た目のイメージ通りかもしれませんが、トイガーはとっても活発に活動します。

色々なことに対して好奇心旺盛なので、それが活発さの原動力になっているようですよ。

ワイルドなイメージを持たれるかもしれませんが、温厚な面も持ち合わせていて、人懐っこい可愛らしさもあります。

トイガーの基礎となっているベンガルの性格を受け継いでいるのではないかとも考えられています。

飼い主に従順

トイガーは、飼い主さんの言うことをよく聞き、しつけもしやすい猫。

飼い主さんのことを家族として大切にしてくれますし、ダメなことはダメだと教えればきちんと守ってくれますよ。

他の猫や子供とも仲良くできるので、多頭飼いや小さな子供がいるご家庭でも安心して飼うことができます。

甘えん坊ではない

こちらも見た目のイメージ通りかもしれませんが、トイガーは甘えん坊さんではありません。

人懐っこいですし、飼い主さんと一緒に遊んでコミュニケーションを取ることを好みますが、ゴロゴロと喉を鳴らして膝の上に乗ってきて甘えるということはほぼないと言えます。

賢い猫なので、気持ちが自立している証拠かもしれませんね。

トイガーの子猫を飼うには

まずは保健所や譲渡会などに足を運んでみてください。

そこで出会えなかったとき、ブリーダーやペットショップで探すのも遅くはありません。

短毛種なので抜け毛は少ない

トイガーは短毛種なので、抜け毛はさほど多くはありません。

過度にブラッシングをする必要はないのですが、スキンシップを取ることを好むので、コミュニケーションとしても毎日のブラッシングを習慣にしていきましょう。

キャットタワーなどで遊ばせる

甘えん坊ではないというものの、全く構ってあげないのもストレスの原因になってしまいます。

キャットタワーを設置して思いっきり遊べる環境を整えつつ、一緒におもちゃで遊ぶ時間を確保してあげてください。

元々運動能力が高いので、それを生かせるような遊びをしてあげると喜びますよ。

トイガーの子猫まとめ

https://www.instagram.com/p/Bov6ITYAOIw/

虎のような見た目のトイガーですが、飼い主さんに従順で温厚な面もあることがお分かりいただけたと思います。

日本ではまだまだ認知度も低いですが、魅力的な猫なので、今後市場に出回ることも十分期待できます。

そうすれば、価格の相場もグンと下がるということも考えられますよね。

病気に気を付けながら、快適な生活が送れるようにサポートしてあげましょう。