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シンガプーラは抜け毛が少ないので、お手入れもしやすいということで人気があります。
今回は、そんなシンガプーラの値段や寿命、性格、気を付けたい病気などについてまとめています。
これからシンガプーラを飼おうという方はもちろん、既にシンガプーラを飼っている方にも参考にしていただければ幸いです。
シンガプーラの特徴
シンガプーラの原産国はシンガポール。
頭は丸く、耳は付け根が広くて大きいのが特徴です。
シンガプーラは短毛種で、アーモンド形のアイラインの強い目を持っているのでクールな美しさを感じさせてくれます。
シンガプーラの大きさは世界最小
純血種で尚且つ現存している猫の中では、最も小さい種類の猫とされています。
シンガプーラの体高は25cmほどしかありません。
体重も2~3kg程度で、一般的な猫の平均体重をはるかに下回っています。
成猫になっても子猫のような可愛らしい大きさなんです。
シンガプーラは抜け毛が少ない
シンガプーラは抜け毛が少ないので、シャンプーはあまり必要ではありません。
シャンプーを過度にしてしまうと皮膚が乾燥してしまうので、避けるようにしてください。
ただし、換毛期に入ると毛が抜けます。
そういった場合は、こまめにブラッシングをするようにして抜け毛対策をしましょう。
シンガプーラの毛色の種類
シンガプーラの毛色は、大きく分けてセピアとブラウンの2種類あります。
セピア
セーブルとも呼ばれるセピアの毛色は、淡い茶色で優しい色合いが特徴です。
ブラウン
ブラウンはその名の通り、濃いめの茶色をイメージしてみると良いかと思います。
シンガプーラの寿命について
次に、シンガプーラの寿命について解説していきます。
シンガプーラの平均寿命
シンガプーラの平均寿命は、10~16年です。
一般的な猫の平均よりも少し短めですよね。
体が小さいので心配も多いのですが、普段から体調に気を付けてあげれば、長生きも期待できます。
シンガプーラの最長寿命
シンガプーラの平均寿命をはるかに上回る20歳近くまで生き延びるケースもあります。
信頼できるかかりつけ医を見つけておくことも、長寿の秘訣です。
シンガプーラの性格
シンガプーラの性格の特徴を4つにまとめてみました。
- 愛情深い
- おとなしい
- 神経質
- 小さな暴れん坊
愛情深い
シンガプーラは、飼い主さんに対して忠実でとても大切に思ってくれます。
それ故に嫉妬をしてしまうこともしばしば…。
それだけ愛情深い性格なのだと思えば、それもまた可愛く思えますね。
おとなしい
おとなしい性格なので、マンション暮らしにも向いており、日本での人気も高まっています。
短毛種は活発に動き回る傾向がありますが、シンガプーラはおとなしめです。
鳴くことも滅多にないし、静かな場所を好みます。
神経質
甘えん坊な面もあるのですが、それは飼い主さん限定。
初対面の人にはなかなか心を許してはくれません。
環境が変わるとナーバスになっていまいがちなので、多頭飼いや慣れない環境で過ごさせることなどは避けるようにしましょう。
小さな暴れん坊
シンガプーラは、かつてシンガポールの下水道でネズミを追いかけ回していました。
故に好奇心が強く運動神経も良いので、小さな暴れん坊と言われることがあります。
飼い主さんと遊ぶのも好きなので、時間を見つけて相手をしてあげましょう。
シンガプーラの子猫の値段・価格相場
シンガプーラは、まだ歴史の浅い種類の猫です。
その飼いやすさと愛らしさに注目が集まっており、値段の相場も若干高めです。
大体18~30万円が平均となっています。
今後繁殖が進められていけば、相場ももう少し下がっていくでしょう。
シンガプーラが気をつけたい病気
シンガプーラが気を付けるべき病気の中には、神経質な性格が起因しているものもあります。
どういった病気に気を付けておけば良いのかをきちんと理解し、普段から様子を観察するようにしてください。
- ピルビン酸キナーゼ欠損症
- 心筋症
- 皮膚疾患
- ストレス性疾患
ピルビン酸キナーゼ欠損症
ピルビン酸キナーゼは、酵素の一種です。
赤血球にある酵素のことなのですが、この酵素が不足すると体に十分なエネルギーを確保することができなくなってしまいます。
貧血になったり、ちょっとした運動で疲れたりしてしまうので、その変化に気付いてあげられるようにしましょう。
改善策もない難しい病気で、遺伝的な要素が強いとされています。
心筋症
シンガプーラは、他の猫と比較しても心筋症になりやすい傾向があります。
心臓の筋肉が肥大化してしまう肥大型心筋症になってしまうと、血液循環が悪くなり、血栓ができる危険性もあります。
定期的な健康診断で発見することが重要です。
皮膚疾患
シンガポール生まれのシンガプーラは、日本の寒さが苦手なんです。
また、寒さによる環境にもなかなか順応できず皮膚が乾燥しがち。
毎日ブラッシングをして被毛や皮膚をケアするよう心がけましょう。
ストレス性疾患
先述の通り、シンガプーラは神経質な性格をしています。
それ故にストレスを抱えやすいという特徴があります。
ストレス性疾患を避けるには、多頭飼いを避けることは絶対条件です。
そして、ストレスを溜めないためにもたくさんコミュニケーションを取って、いっぱい遊んであげるようにしましょう。
シンガプーラの特徴まとめ
シンガプーラは、神経質な性格であるためにかかりやすい病気があるということなども飼い主さんにはご理解いただきたいポイントになります。
寒い環境が苦手なので、冬は乾燥に気を付けながら快適に過ごせるようにサポートしてあげましょう。
定期的な健康診断はマストです。
健康で長生きしてもらうためには、病気の早期発見が重要になってきます。
そして何よりも日頃からのコミュニケーションが大事なので、様子の変化には気を付けてあげてくださいね。