アメリカンカールの耳の掃除のやり方はどうやるの?子猫の値段・毛色について

アメリカンカールの耳の掃除のやり方はどうやるの?子猫の値段・毛色について

名前の由来にもなっている耳が特徴的なアメリカンカール。

今回は、アメリカンカールの耳掃除のやり方や値段の相場、毛色、性格、寿命、気を付けるべき病気などについてまとめています。

ぜひ参考にしてみてください!

アメリカンカールの特徴

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原産国はアメリカ。

アメリカンカールは、小柄ながらも筋肉質な猫ですが、何と言っても最大の特徴は折れ曲がっている耳!

アメリカンカールの基礎にもなったとされるシュラミスが発見されたのは、1981年の出来事でした。

シュラミスの発見後、すぐに4頭の猫を出産したのですが、このうち2頭がシュラミスと同じように折れ曲がっている耳を持っていました。

これによって耳の形が遺伝するということが判明し、アメリカンカールの基礎が築かれていったのです。

まだ歴史の浅い品種であることもあって、必ずしも耳が折れ曲がっているという訳ではないようです。

アメリカンカールの耳

アメリカンカールの耳は、軟骨が後ろに折れ曲がっていてとても不思議な形をしています。

アメリカンカールのチャームポイントでもあるのですが、耳垢が溜まりやすいという難点もあります。

そのため、飼い主さんはこまめにケアをしてあげる必要があるんです。

アメリカンカールの大きさ

アメリカンカールのオスの平均体重は3〜5.5kgです。

一方のメスの平均体重は2.2〜4.5kgなので、オスの方が大きめだということが分かりますよね。

 一般的な猫の平均体重と比較してみると、若干軽めであることが分かるかと思います。

メスの方が軽めというのも、ごく一般的です。

アメリカンカールの毛色は全て公認

  • ホワイト
  • ブラック
  • ブルー
  • シルバー
  • ブラウンなど

アメリカンカールの毛色には、上記の5種類があります。

これらの毛色の全てが公認として認められていて、どれも人気のカラーです。

どの毛色もアメリカンカールとして認められているため、上記以外のブラウンタビーなどのタビー系の猫たちも公認の毛色なんです。

アメリカンカールの寿命について

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飼い主さんとしてはしっかり把握しておきたい寿命について触れていきますね。

どれくらいの時間を一緒に過ごすことができるのでしょうか?

アメリカンカールの平均寿命

アメリカンカールの平均寿命は13〜16歳

一般的な猫の平均寿命は15歳とされているので、やや長めといったところでしょうか。

アメリカンカールの最長寿命

アメリカンカールの最長寿命は、20歳を超えることもあります。

平均寿命を大きく上回っているので、驚くかもしれません。

しかし、規則正しい生活習慣を身に付けさせ、定期的な健康診断で病気の早期発見をすることで、十分寿命よりも長生きすることは期待できるんです。

なるべく一緒に長く過ごしたいですよね。

かかりつけ医と連携を取りながらサポートしてあげましょう。

アメリカンカールの性格はおとなしく人懐っこい

アメリカンカールは、見た目が活発そうなのですが、実はおとなしくて人と接することが大好き!

愛嬌たっぷりで警戒心もあまり強くないため、猫が得意ではない方でも飼いやすいと言われています。

またイタズラをすることも滅多にないので、お留守番も安心して任せられます。

アメリカンカールの子猫の値段・価格相場

アメリカンカールの子猫の値段の相場ですが、大体14〜18万円くらいです。

専門のブリーダーが少なく、ペットショップで売られることもあまりないので、一般的な猫の値段の相場よりも若干高めの設定になっています。

アメリカンカールを入手するには、直接ブリーダーから購入するのが確実です。

アメリカンカールの耳掃除の仕方

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反り立っているアメリカンカールの耳には、ゴミが入りやすいので耳掃除はマストです。

他の種類の猫も耳掃除は必要ですが、アメリカンカールの場合は3日に1度のペースでケアをしてあげるようにしましょう。

ゴミなどの汚れを放置すると、炎症を起こしてしまうこともあります。

耳掃除とは言っても、ゴシゴシと拭き取るのではなく、目で見える範囲で綿棒を使いながら垢を取り除く程度で大丈夫です。

あまり掃除をしすぎても、今度は皮膚を傷付けてしまうので、優しく扱うようにしてください。

アメリカンカールが気をつけたい病気

  • 毛球症
  • 外耳炎
  • 角膜炎
  • 長生きによる心臓疾患や関節疾患など

アメリカンカールが気をつけるべき病気を4つ挙げてみました。

毛球症

毛球症は長毛種によく見られる疾患です。

グルーミングなどによって体内に取り入れた被毛が消化器官内に滞留し、嘔吐や排便などで外に排出できなくなる状態に陥ってしまう病気のこと。

最悪の場合は手術が必要になることもあります。

吐こうとしているのに吐けなかったり、お腹が膨らんでいたり、食欲がなくなっていたら要注意です。

外耳炎

アメリカンカールは耳の形に特徴があるので、外耳炎になりやすい傾向があります。

寄生虫や異物、感染症など原因は様々です。

室内の湿度が高かったり、シャンプーののドライヤーか不十分だったりすると外耳炎のリスクが高まります。

適度な耳掃除が予防になるので、ぜひ習慣づけるようにしてください。

角膜炎

目に異物が混入したり、何らかの細菌やウイルスに感染している場合、角膜炎を引き起こすことがあります。

対処が遅れると、外科的処置が必要になってしまいます。

早期発見が重要なため、目の異変に気付いたら直ちにかかりつけ医に相談してみるようにしましょう。

早めに対処ができれば、点眼薬だけで完治することも可能です。

長生きによる心臓疾患や関節疾患など

シニアの猫になってくると、アメリカンカールに限らず心臓の筋肉が弱ってしまいます。

その結果、心筋症になってしまい、呼吸が苦しくなったり足が麻痺したりといった症状が現れます。

関節も弱ってしまうため、関節炎などの関節疾患を発症することも少なくありません。

関節ケアができるサプリメントで必要な栄養素を補うなどの対処が必要になってきます。

アメリカンカールの特徴まとめ

アメリカンカールのチャームポイントでもある耳には、きちんとしたケアが必要だということが分かりましたよね。

気をつけてあげたい病気も様々です。

健康で長生きを目指すのであれば、日頃からのサポートが不可欠になってくるので、愛猫とのコミュニケーションを大切にしてくださいね。