バーマンってどんな猫?子猫の値段・販売価格や毛色・寿命について

青い目がうっとりするほど美しいバーマン。

エレガントで気品あふれる雰囲気は、世界中で人気があります。

バーマンの子猫の値段の相場や特徴、性格、寿命、かかりやすい病気などについてまとめています。

ぜひ参考にしてみてください!

バーマンの子猫の値段・価格相場

バーマンは珍しい種類なので、ペットショップで購入するのは困難。

バーマンを購入する場合は、専門のブリーダーから直接購入するのが確実ですよ。

日本ではまだまだ珍しいこともあって、必然的に価格の相場は上がります。

ブリーダーから購入する場合は、10~25万円が相場ですが、30万円くらいに跳ね上がることもあります。

とても魅力的な猫ちゃんなので、今後人気が上がれば入手もしやすくなり、価格相場も落ち着いていくかもしれません。

バーマンの歴史

バーマンってどんな猫?子猫の値段・販売価格や毛色・寿命について

バーマンの原産国は、ミャンマーです。

釈迦が生まれる前から誕生したとする説もあります。

今からおよそ100年前に、フランス人がミャンマーからバーマンのオスとメスを連れ帰ったことで、ヨーロッパにも広まるようになりました。

このオスとメスの間に誕生した子猫は、バーマンの母とされています。

一時期はバーマンの数も減ってしまいましたが、次第に繁殖が進められ数を増やしていきました。

子猫のバーマンが成猫になったの大きさ

子猫の時は赤ちゃんの雰囲気があるバーマンも、成猫になると体つきも立派になります。

その大きさは、一体どれくらいあるのでしょうか。

体重

オスは3~6kg、メスは3~5kgほどです。

オスの方が若干重めですが、あまり大きな違いは見受けられません。

体長

平均体長は、30~40cm。

大きすぎず小さすぎないので、丁度良い大きさと言えます。

体高

平均体高は、20~25cm。

バーマンは足が太くて筋肉質もであるため、がっしりとして見えますが、実は体は小さめです。

バーマンの性格

  • 温和でもの静か
  • 人見知り

バーマンはとてもおとなしいので、室内でも暴れ回ることなくゆったりと過ごすことを好みます。

飼い主さんとのコミュニケーションを取ることには積極的な反面、人見知りが激しいので、初対面の人のことは敬遠することもあるんです。

飼い主さんとの信頼関係を構築できれば、しつけもしやすいので飼いやすい猫ではあります。

バーマンの毛色はゴールデンミストとポイントカラー

バーマンの被毛は、まるでシルクのようだと表現されるほど艶があって美しいことが特徴。

毛足も長いので、とてもゴージャスに見えるのもバーマならではの魅力と言えるでしょう。

バーマンの背中には「ゴールデンミスト」があります。

これは金色のような光沢のあるクリーム色の毛のことです。

そして四肢は白っぽくなっているので、前足は「グローブ」、後ろ足は「レース」と言われていて、手袋をしているような毛色になっています。

バーマンの寿命

バーマンってどんな猫?子猫の値段・販売価格や毛色・寿命について

バーマンを飼う上で気になる寿命について見ていきましょう。

バーマンの平均寿命

バーマンの平均寿命は、13~15歳です。

一般的な猫の平均寿命と同じくらいか、やや短めといったところでしょうか。

バーマンの最長寿命

食生活や健康診断などのケアが行き届いている場合は、20歳近く、もしくはそれ以上長生きすることもあります。

やはり日頃からの体調管理は非常に重要です。

バーマンのがかかりやすい病気

バーマンがかかりやすい病気について、それぞれ解説します。

  • 股関節形成不全
  • 脱臼
  • 貧毛症
  • 眼病(角膜デルモイドや白内障など)
  • 尾端壊死
  • 毛球症
  • 熱中症

股関節形成不全

症状が重くない間は安静に過ごすことで改善が期待できますが、症状が深刻化すると手術が必要になるケースもあります。

股関節に異常が起こるので、歩き方に違和感がある場合はすぐにかかりつけ医に診断してもらいましょう。

脱臼

脱臼は関節が外れた状態になるので、何らかの不自然さから発見に至ることができます。

肩や足など、関節がある部位でしたらどこでも脱臼の可能性があるので、日頃からよく観察しておいてくださいね。

貧毛症

貧毛症は成長しても被毛が増えない病気で、明確な治療法が確立されていません。

眼病

バーマンがなりやすい眼病には、角膜デルモイドや白内障などがあります。

角膜デルモイドは先天性疾患です。

白目と角膜の間の部分に腫瘍ができる病気ですが、手術で治すことは可能です。

白内障は視力が低下してしまうため、早期発見で改善も期待できますが、進行してしまうと手術が必要になるケースもあります。

尾端壊死

読んで字のごとくといった病名ですが、尻尾が血行不良となり壊死状態になるのが、「尾端壊死」です。

尻尾が腐ってしまう恐ろしい病気なので、早めの対処がカギになります。

毛球症

長毛種にありがちなのが「毛球症」

グルーミングで飲み込んでしまった被毛が消化器官に留まり、吐くことも排泄することもできなくなってしまうため、最悪の場合は手術が必要になることもあります。

熱中症

長毛種で被毛の密度も高いため、熱中症のリスクがあります。

猫はもともとあまり水分補給をしないので、ウェットフードも取り入れてみても良いかもしれませんね。

バーマンの子猫を飼うならブリーダーがおすすめ

バーマンはまだ数が少ないので、確実に購入するには専門のブリーダーの手を借りるのが一番です。

価格相場も高めではありますが、バーマンの魅力を考えれば妥当かもしれませんね。

さすが、神秘的と表現されるだけのことはあります。

バーマンの子猫の値段・特徴まとめ

バーマンってどんな猫?子猫の値段・販売価格や毛色・寿命について

しなやかでゴージャスなバーマンは、飼い主さんのことを大切に考えてくれます。

きっと良きパートナーとなってくれるでしょう。

ゴージャスな見た目なのに、靴下を履いているかのような被毛の配色にも癒されます。

なかなか出会うチャンスはないかもしれませんが、お気に入りの子が見つかると良いですよね。