【PR】
猫の鳴き声って、日本では「ニャー」といいますが、外国ではなんというのでしょう。
英語では「ミュー」や「ミャオウ」、フランスは「ミャウ」、ドイツは「ミャォ」、中国語では「ミャオ」と表現します。
国によって似てるようで似てない猫の鳴き声ですが、猫は鳴くことによって要求や感情を知らせます。
一体、どんなときに鳴くのでしょうか。
猫が鳴くときの心理状態を探ってみましょう!
猫の鳴き声がうるさい5つの原因
猫の鳴き声がうるさい原因は5つあります。
- ストレス
- 欲求不満
- 発情期
- 空腹やトイレ
- 寂しい
原因を知り排除してあげることで、泣き声のうるささは解消されるかもしれません。
1.ストレス
猫がストレスを感じるときは、自分の縄張りを侵されたとき。
自分のテリトリーに知らない猫が侵入したり、引っ越して新しい環境になったときにストレスを感じます。
強いストレスを感じてイライラするので、威嚇するために鳴きます。
2.欲求不満
- 遊んでほしい!
- ご飯がほしいのに無い!
- 抱っこをしてほしい!
- トイレが綺麗になっていない!
など、不満あるということを、飼い主さんに伝えるために鳴きます。
不満があって、どうにかしてほしいと飼い主さんに訴えているわけです。
3.発情期
猫は生後半年で発情期を迎え、年に2回の発情期があります。
このときの鳴き方は、特徴的なのですぐに分かります。
「アオーン」「ニャオーン」という尾を引くように、大きく激しい鳴き声です。
4.空腹やトイレ
お腹が空くと、足元にまとわりつくように付いて回り、鳴くことがあります。
でも、鳴くたびにおやつや食事を与えていると、鳴くともらえるというよくない癖を付けてしまうことになります。
トイレの後に鳴くのは、痛みやトイレがうまく出ない不快感から鳴く場合もあるので、病気が考えられます。
5.寂しい
留守が多く、独りぼっちになることが多い猫は、構ってもらえないので欲求不満です。
飼い主さんの周りをグルグル回って、やや高い声で鳴いて、構ってほしいことをアピールします。
猫の鳴き声がうるさい時の対策・対処法
猫が鳴くときは、何かを訴えているときです。
ストレスや病気以外でしつこく鳴く場合は、よく観察して対策や対処をしましょう。
かすれていたり、ダミ声やいつもと違う時は病気かもしれません。
猫が鳴く原因別に、対策・対処法をご紹介します。
1.ストレス
ストレスを感じてイライラしているときは、ストレスの原因を取り除いてあげることが重要です。
新しい猫が来た場合は、威嚇しているだけなので、時が解決するのを待ちましょう。
2.欲求不満
すぐに解決できるかどうか、確認してあげると良いでしょう。
本当に必要な場合にのみ対応しないと、猫に鳴くと欲求を満たしてくれると思わせてしまいます。
3.発情期
繁殖させる予定がなければ、避妊や去勢の手術をしてあげると、発情期はありません。
猫にとっても穏やかな生活が送れるかもしれません。
4.空腹やトイレ
子猫の場合は、フードをほしいだけあげる必要がありますが、成猫になってからは、決まった時間に適量の食事を与えているのであれば、無視しましょう。
鳴いてももらえないと分かると、鳴かなくなります。
トイレの後に鳴くのは病気が考えられるので、頻繁に続くようなら早い段階で、獣医師に診察を受けましょう。
5.寂しい
構ってもらえなくて鳴く場合は、少しの間おもちゃなどで遊んであげましょう。
猫が気晴らしできるアイテムも売っているので、置いてあげるのもいいかもしれません。
猫の鳴き声の意味
猫は、16種類ものなき声を使い分けるという研究結果も出ています。
犬は、人の目を見たり仕草により欲求を伝えますが、猫は鳴き声を変えて伝えることがあります。
鳴き声を聞き分けて、猫が何を求めているのか応えてあげましょう。
猫の短い鳴き声「ニャッ」
猫が短く鳴くときは、軽い挨拶の表現です。
嬉しいとき、相槌をしているとき、びっくりしたとき、相手に呼びかけるときに使います。
猫の長い鳴き声「ニャー」
猫らしい鳴き声ですね。
餌がほしいときや飼い主に構ってほしいとき、何かしたいのにできないときの鳴き声です。
猫の鳴き声「ゴロゴロ」
リラックスしているときや幸せだと感じているときの鳴くときの音です。
嬉しいことや幸せを感じていることを伝えていると解釈されています。
猫の鳴き声「んー」
気を許している、知っている猫同士の場合の鳴き方です。
人の場合は、警戒していない場合の受け答えです。
もっと遊びたい場合や、構ってほしい、何かしてもらいたいときのおねだりをするときもこんな鳴き方をします。
猫が威嚇する時の鳴き声「シャー!」「ウー」
相手を威嚇するときや怒っているときに使います。
怖い顔をして、毛を逆立てることもあります。
猫の長い大きめな鳴き声「マーオ」「ニャーオー」
こんな鳴き方をするときは、可愛らしい声で語尾をひっぱるような鳴き方をします。
甘えているときで頭をすり寄せてくるときもあります。
猫の鳴き声「ケケケッ」「カカカッ」
猫はネズミや鳥を捕獲するハンターです。
窓の外に鳥がいると、獲物と思って短い音を繰り返すように喉を鳴らします。
サイレントミャウ
口を開けて鳴いている表情をしているのに、声は聞こえないという行動をすることがあります。
飼い主さんから優しく話しかけてもらったときや、撫でてもらったとき、膝に乗って甘えているときによく見られます。
眠いとき、鳴くのが面倒な時の場合もありますよ。
猫の鳴き声まとめ
猫は鳴き方を変えることで、不満や欲求を飼い主さんに伝えているんですね。
なんて可愛いコミュニケーションの取り方なのでしょうか。
猫の気持ちを分かってあげて、猫と楽しく暮らしましょう。